オーロラの歌







昼休み。


午前の授業での疲れを取るために、グッと伸びをする。



「今日、天気いいから屋上で食べない?」



そう提案した佳那に、私は快く頷いた。


最近、晴天が続いている。


鮮やかな青空が、窓から覗く。



「あっ」



屋上に行こうと教室を出ようとしたら、佳那が突然声を上げた。


ど、どうしたの?



「お弁当、忘れたんだった……」


「え!?」



佳那が、肩を落として呟く。



「先に屋上行ってて!あたし、購買で何か買ってくる」


「わかった」


「買ったらすぐに行くね!」



そう言って購買へ走っていった佳那の背中を見送ってから、私は屋上へ向かった。