オーロラの歌








窓から差し込む眩しい朝日で、目が覚めた。


起きたのは私が一番らしく、他の三人はまだぐっすりと眠っていた。


皆の可愛らしい寝顔と、がっちり繋がられた手のひらに、穏やかな笑顔を浮かべる。


愛おしい、ってこういう気持ちのことを言うのかな?



私は三人の手をそっと放して、昨日悪夢から救ってくれたお礼として、朝食を作り始めた。


カバンからマッチを取り出して、火を点けて、鍋でスープを作る。


ぐつぐつ、と野菜やお肉を煮込んでいく。


肌寒い朝を暖かく、皆の心も温かくするために。


それから、バターを塗ったパンを焼く。


いい匂いが漂ってきた。



「ん……」


「なーんかいい匂いがする」


「オーロラ、おはよう」



朝食が完成間近というところで、三人がほぼ同時に目覚めた。


三人の寝ぼけ眼が、ぼんやりと私のいる方へ移される。



「おはよ、皆。朝食できてるよ」



私は挨拶をしてから、スープの味見をする。


うん、美味しい!


味付けはばっちりだ。