「……い、やだ」
「オーロラ」
「こ、ろさな、いで……っ」
「オーロラ!」
「嫌っ」
「オーロラ!!」
ハッと目覚めると、視界にドアップで三人の心配そうな顔が映った。
はぁ……はぁ……とゆっくり深呼吸を繰り返しながら、上半身を起こす。
どうして、あんな夢を見てしまったんだろう。
最近は見ていなかったのに。
セイント城までの距離が縮まったから?
心臓がドックンドックン、と鈍く高鳴る。
例えようのない怖さが、私に襲いかかる。
「大丈夫だ」
「し、える……」
苦しくて、苦しくて。
泣きそうになった私の隣で、シエルが私を真っ直ぐ見つめる。
「そうそう!僕らがいるよ~」
「……グリン」
「お前のそばにいるから、安心しろ」
「ラジ……」



