オーロラの歌




シエルの瞳が、私に言っている。


あいつらはお前を殺そうとしたんだぞ、と。


危険だ、と。



……わかってるよ。


でも、私はお茶会がしたかったの。



誰かとの出会いは、まるで奇跡のよう。


ずっと森の奥で、こんな日が来ることを夢見てた。


お母さんが死んじゃって、独りになった私は、誰かの存在を強く強く求めていたんだ。



どんな理由でもよかった。


私に会いに来てくれたことが、私にとって何よりも嬉しいことだから。


たとえ、目的が私の命だとしても。


たとえ、最初は私を殺そうとしていたとしても。



シエル、決めつけちゃダメだよ。


私を殺そうとしていたのだって、何かすっごい重要な理由があるかもしれないでしょう?



それにね、私は純粋にあの二人と仲良くなりたいと思ったの。



だから、シエル。


そんな、あからさまに不安そうにしないで。


私は、大丈夫だから。