オーロラの歌





ウメおばあちゃんの家の客間に案内され、ウメおばあちゃんは私達にお茶と茶菓子を用意してくれた。



「お気遣いなく」


「やったあ!お菓子だ~」


「グリン、もうちょっと大人しくしてろ」



シエルとは正反対なことを言ったグリンに、ラジは注意する。


グリンとラジの睨み合いが始まってしまい、私とシエルはため息を吐く。


テーブルを挟んで、私の真向かいに座ったウメおばあちゃんは、ふふっと笑みをこぼした。



「……あの」



無理やりグリンとラジの睨み合いを止めてから、私はウメおばあちゃんに話しかけた。


何から、聞いたらいいんだろう。


まだ、頭の中はぐちゃぐちゃなままで。


疑問の、曖昧な答えが絡み合っている。



「長くなりますが、よろしいですか?」



そんな私の心を察したウメおばあちゃんが、目を伏せながら呟くように言った。