オーロラの歌




女王様、どうしてですか。


私は一体、何をしたというのですか。



家を出たことのない私の似顔絵を、なぜ描けるの?


なぜ、名前を知っているの?


私の罪は、何なの?



「……女王様」



あなたはどうして


私を殺したがっているの?



呼吸がうまくできなくなって、視界が霞んで、どうしようもない恐怖を紛らわすように下唇を噛みしめた。


じわり、と下唇に血が滲む。


泣きたい衝動を抑えて、額を流れる汗と目尻に溜まる涙を拭った。



怯えるな、私。


泣くな、私。



どんなに心細くても、どれだけ胸が痛くても、私は一人じゃない。


だから、頑張れ、私!