オーロラの歌








太陽が昇る、絵の具で塗ったかのような青い空。


ラジが生まれた街、エストレア・シティを出た私達は、アストラル・グラウンドへと道なりに沿って進んでいた。



「アストラル・グラウンドまで、どれくらいかかるの?」


「んー、三日後には着くんじゃないかなぁ」



手作り感満載の、でこぼこな細い道。


その両脇に広がる、一面の草原。


後ろを振り向けば、街があった面影はどこにもなく。


結構な距離を歩いてきたと思うが、前方にも街は見えない。



次の街に行くには、三日はかかるのか。


本来の目的地である、フロンティア・シティには、もっとかかるんだろうな。



「疲れたか?」


「ううん、大丈夫」



ラジの気遣いに、私は首をふるふると横に振る。