ゼロさんがいなくなったことに気づいた街の住人達が一時不安がってざわついたが、私が大丈夫だと伝えておいた。
一件落着し、私達はラジの家へ帰る。
「で、どうする~?」
ラジの家のリビングに行くと、ソファに座ったグリンが口を開く。
どうするって、何が?
「明日、ここを出る?」
あ、そうか。
私達は、旅の途中。
ここに長居していたら、私がここにいることが女王様にバレて、刺客が来るかもしれない。
この街の人達の、私を殺したがっていた気持ちはなくなったけど。
それでも、国に命を狙われた私がここにいる限り、迷惑をかけることは明白。
「そうだね。明日、次の街に行こう」
「次の街ってことは、観光名所のアストラル・グラウンドだね~」



