愛を吠える獣



ガッシャーン!!
と物凄いスピードで男は鉄パイプの山へ突っこんだ。


「ッ...お...お前何者だっ...」


荒い呼吸を繰り返しながらも
男は女に問いかけた。


『なんだ...生きてたんだ...』


めんどくさそうにそう言うと


『何者...ね...』


ワントーン低くなった声に
男の肩がビクッと揺れた。


「な...何が可笑しい!!」