女の子みたいな綺麗なオトコノコ… 悠斗へのその薄っぺらな印象が、 レンアイカンジョウに変わったのはいつだっただろう? きっかけなんて無い程に、 それはあたしにとって凄く自然なことだった。 中森悠斗という人間を知れば知るほど、 足元を掬われたように、深みにハマっていった。 底のない海だった。