*いつかの君と夏を探しに*

「いいよ。」

夏惟は承諾する。

「海織里……ここで待ってて。」

「はーい。」

これはいつもの事だ。

夏惟はモテる。凄くモテる。


女の子と夏惟は校舎裏に移動する。

「と、富海くんの事が好きです……。
付き合ってください!」

女の子は今にも泣きそうに告白した。


「……ごめん。」

それだけだ。

「や、やっぱりか。聞いてくれてありがと。
それじゃあ。」