*いつかの君と夏を探しに*

海織里が夏惟に気持ちを伝えようとしていた日、夏惟がいつになっても帰ってこないので2人に電話して夜遅くまで3人で探していたのだ。


「まだ、見つかってないね。」

「どこにいるのかしら。」

「電話しても……繋がらないし、私があの時引き止めなかったからかな。」

自分を責めることしかできずに、つい俯いてしまう。


「海織里のせいじゃないわ。
きっと何か理由があるのよ。」

「頑張って探そ。」

「……うん。ありがとう。」


話していると、紅麗羽がいきなり大声をあげる。