*いつかの君と夏を探しに*

女の子は涙を流しながら戻って行った。

夏惟も海織里のいる場所に戻る。


「お待たせ。」

「おっ。早かったね。」

すると、夏惟は少し悩んで話す。

「海織里って好きな人いるの?」

突然の質問で驚く。

「い、いきなりだね。」

「いるの?」

その真っ直ぐな瞳にドキッと鼓動がはねる。


「さ、さぁね!」

「いるんだ。誰?」