スイート・ルーム・シェア -御曹司と溺甘同居-



正論過ぎて反論できない。

自分のことを疎かにして人に意見するとか、ほんと何様なんだ私。


「早く休め。月曜に響くぞ」


忠告され、私はおやすみなさいと挨拶をしてからおとなしく部屋に戻った。

倒れこむようにベッドに沈むと、だるさが増したように感じる。

もしかして風邪、ひいたのかな。

だとしたら悪化させるわけにはいかない。

薬は……ああ、そうか。

家に置いてきたままだ。

しまったと後悔するも今の時間では薬局もギリギリ間に合うかどうか。

仕方ないから明日の朝買いに行こうと決め、ペットボトルを手にしたまま目を閉じる。

その途端、急速に訪れる睡魔。

私はそれに逆らわず、思うままに身を委ね、眠りの波間を漂ったのだった。