「いいや、帰ろう」 相変わらず雰囲気の無い青空が輝く。 広い広い空が嘲笑う。 そこを去る私には ここから飛び降りようという衝動など毛頭なくて。 ならば。 歓喜に包まれもしない やはり変わらない学校に 少しずつ灯る光を どうか私にも。