奏太「なんでこんなことになちゃったかねぇ…」
奏太の部屋のソファで少女が寝ている。

回想。奏太が昨日の事を思い返す。
奏太「運命ってなんの事だよ」
yucca「これからあなたが、人間界の運命を創るんだよ」
奏太「だからそれがどう言う事なんだよ!」
yucca「それは、貴方が決めたことだから」
奏太「オレが決めたこと…?」
yucca「何万年も前に神に余って生まれた人類、やがて、人類は互いに憎しみ合って争いは絶えなかった、そこで産み出されたされた存在が貴方。何千年周期で、貴方が人間界滅ぼすか、新しくするか、はたまた、このまま現存していくか、すべてが貴方次第」
奏太は全く意味がわからない、これが今起こっている事が現実なのか。すると、yuccaは奏太のおでこにてをかざす。
yucca「これから見せるものが過去の歴史。ちょっと、疲れるかもしれないけど、我慢してね」
すると、奏太の頭の中映像化した、莫大な情報がなだれ込んでくる。奏太は気を失いかけた。あたまがいたい。
奏太「…オレにを何をすればいいの…。」
yucca「色々全部、またおいおい話をして行くよ」

奏太「寝んてんじゃん…」
ソファですやすや眠るyucca
奏太「オレの運命ってなんだろ。。」
yuccaが目を閉じたままこう呟く
「起きてるよ、貴方が目を覚ますまで、目をつむってた。私は睡眠ををとらなくても平気だし」
奏太「そんなことより、昨日の話はどういう意味なんだ」
yucca「どういう意味ってそのままだよ。あ!そうそう、これを預けなくっちゃ」
yuccaの手の辺りに煙のようなものか立ち込め、剣があらわれる。
yucca「これは、ナイトメアとそれを操るローグを倒す為の聖なる剣これから大変だけど、私だついてるから」
どんどん話がややこしくなる。奏太は混乱していくばかりだった。
yucca「今は受け止められないかもだけど、時期に気づくよ、自分のやるべき事に」
いったい何が起こっているのか、事態の急展開に奏太は動揺する、何が起こっているのかもわからない、奏太は不安で仕方なかった。
奏太「キミは何が目的なの?」
yucca「私の目的は運命の流れを見据えること、サポートもするけどね」
奏太「オレはやらないよ、絶対に」
yucca「それは、貴方が決めることじゃない、決まっていることなの誰も運命は変えられないんだよ、赴くのみ」
奏太「そんな…」
yucca「出掛けよう」
奏太「どこに?」
yucca「今と言う現実を見に」
そういうとyuccaは霧のようになり奏太の身体に吸い込まれて行く。
奏太「?!」
yucca(今私は貴方の身体に同化している状態)
奏太「同化?!」
yucca「落ち着いて!私が操ることもできるけど、しないからこの状態で街に出て!」
ここまで常識では考えることのできない事があったら奏太は、覚悟を決め従って街に出て行くことにした。
奏太「なんだこれ…」
いつも通りの町並みに、澱んだ空気がうっすら立ち込めているのを感じた。身体が酔っているように頭がくらくらする。
奏太「yucca、これもキミの力なのか?」
yucca(ちがうよ、街の様子がおかしいのはナイトメアの仕業、人々は何も気付かずに毎日すごしている、私は貴方に具現化してみせているだけ)
yucca(辛いだろうから、同化を解くね)
奏太「まてまて、こんなところで同化をといたら…」
奏太の身体を抜け、同化を解く。
yucca「大丈夫、私の姿は貴方にしか見えないから」
奏太「見えない?やっぱり幻覚?」
yucca「証拠がみたそうだね、いいよ、見せてあげる」
そういうと、yuccaは剣を持ち、街路樹を切った。
ドカンとその場にいたタクシーのうえに落ちる、その場は騒然となった。奏太は急いでyuccaをつれその場を去る。
奏太「危なかったぁ、何であんなことしたんだ!」
yucca「え?だって証拠が見たいって…」
奏太「そうな事いってねぇし!」
yucca「でも、信じて無さそうだったから」
奏太「…。これからどうなるの?オレ…」
yucca「どうなるんだろうっね、ふふっ」
奏太「何で笑うんだよ!」
yuccaは何も答えない。奏太は不安で仕方なかった。
yucca「ローグと出会えばもっと不安だと思う、でも私が護るから」

翌朝、yuccaがオレを起こす声がする。
yucca「奏太、そろそろ訓練を始めるよ」
奏太「訓練?」
yucca「そうこれから始まる戦いのね」
奏太「戦い?!」