隣を見ると虎太はまだ寝ていた 「虎太、起きて」 私は虎太の肩を揺する 「…」 虎太は目を開けたが凄く機嫌が悪そうだ 寝起きが悪いタイプなのかも知れない 「虎太、もう下校時間来てるっぽいから帰るよ」 私は虎太に言ってから屋上から出て行った