「あ、それじゃあ京ちゃん…!
また月曜日ね!」



そう言って、わたしは自宅に入ろうとした…
そのとき。


「待って実月」


__後ろから、京ちゃんのそんな声が聞こえた。


「…へ?」


わたしは咄嗟に振り向いた。


京ちゃんとの距離、5メートル…くらい。