「アム~。次は、どっち行けばいい~?」 「…分からない。」 っくそ…。何で、千里眼が使えない…。そんなに、あの馬鹿王女は離れたんかよ。 「分かんないって…。もしかして、千里眼が使えないって事?」 「あぁ…。何でか、急に霏が掛かったようにナオが見えなくなった…」 「ねぇ。アムさぁ、その見えなくなる前にナオの近くに誰か行かなかった?」 「誰か…。そういや、誰かがナオに近寄ってそれから。って言うことは…!」 「「「「ナオが危ない!」」」」