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「くっそー、一護の1人勝ちかよ!!」
「一護の運動神経にはやっぱ勝てないかぁ…」
「尚っち、俺ら頑張った!この後は慰め会だ!」
「はい、とことん付き合いますよ」
この通り、藍生先輩と尚くんはすぐに脱落。
原因は藍生先輩の運動神経の無さだと思う。
「残念だったね、椿ちゃん」
「瑞希先輩……悔しいです」
私と瑞希先輩はコンビネーションは完璧だったのに、一護がありえないくらい強くて、完敗だった。
「紗枝、やったな」
「うん!さすが一護くん、安定の安心感だったよ!」
紗枝と一護は、これで優勝が決まったわけだけど、勝ったら何でも言うこと聞かせる権利が与えられる。
一護は、何を命令するんだろ……。
「で、一護は何を命令するわけ?」
「藍生先輩には、女口説くの禁止令っすよ」
「やーめーてー!!俺の命の次に大事な習慣なのに!」
藍生先輩、習慣って言っちゃってるよ……。
もう、藍生先輩からチャラ男とったら、何も乗らないのに、ちょっと可哀想かも。


