「おいで」 先輩はそう言って少し微笑むと私の手をとり茂みのなかに入っていく。 木の枝が引っかかるかと思っていたけど、不思議と人がひとり通れるくらいの道が綺麗に出来ていた。 「どこに」 そう言うと前を歩いていた先輩はほらっと少し体をずらす。 するとそこには花が咲く庭があった。 まさに秘密の花園。