キスした後はしばらく 李月君は私を後ろから抱きしめながら 私の肩に顔を埋めていた 私の顔の横には李月君のサラサラとした 黒髪が見える う……撫でたい… 衝動に勝てなかった私は 李月君の頭を撫でた 李月君は一瞬ビクッとしたけど すぐに落ち着いて言った 「風和から何かするなんて珍しいね」