「ほら、おいで」 そんな私に少しやり過ぎたと思ったのか 私の腕を引っ張り李月君の目の前に立たされた そして手で私の髪を解かし始めた 「あらあら、私達に負けないくらい イチャイチャしてますねぇ?」 「そうだね~?李月もゆるふわちゃんの 前だとデレデレしちゃってねぇ?」 それを見ていた美玲と柊木先輩がコソコソと話している それを聞いてカァッと熱くなる私の顔 「……っ、うるさい」 後ろから聞こえる李月君の声も心なしか 照れている気がする