その時、柊木先輩がこっちを向いて 大きく手を振ってるのに気づいた あの女子の輪に入っていくのは気が引けたけど、二人のところへ行くことにした 「お、来た来た!」 私達が近付くと柊木先輩が言った 「え~、誰ですかこの子たち~? 妹さんとその友達?可愛い~!」 李月君の腕にくっついてる女の子が 私の方を見て妹、と言う ……妹 そう思われてしまうんだ 彼女に、見えないんだ 年が1つ違うだけでこんなにも違う