カーテンの隙間から差し込む、太陽の光。

遠くに聞こえる、小鳥のさえずり。

目を開いていなくても、

これに追加して今が春だと考えると、

桜の花も咲き誇っているのだろう。

「んっ・・・、」

珍しく、目覚ましが鳴る前に目が覚めた。

朝から気分を下げられるような目覚ましの音を聞かずにすむ朝は、気持ちがいい。

「たまにはこういうのもいいな・・・」

おっと、せっかく目覚ましの音聞かずにすんだのに、止めてなかったらまた聞くことになる。