灰被り姫の城

「はい!…あたしを、永遠のご主人様専属メイドにしてほしいにゃ♪」


わああー!と盛り上がる会場。


何、これ…。

やっぱり、この子アホだよ。


会場にいる男性はかなり盛り上がっているみたいだけれど、女性のほうはかなり引いている。

これでは、女性からの票は得ることはできないだろう。


『はい、愛川さんありがとうございましたー!

続いて、エントリーナンバー三十七番の、新田さんです!』


その言葉と同時に、あたしは舞台へ立った。


会場からは「おお!」という感嘆の声が次々と漏れてくる。