灰被り姫の城

そんな中、ミスコンは始まった。
あたしは、体育館の舞台裏にいた。


『これより、空峰高校文化祭ミスコンテストを開催いたします!』


司会の生徒の声が、舞台のほうから聞こえてくる。

そして、わーわーという、観客の賑わいも。


すごい大きくてたくさんの声……一体、何人来ているんだろう。


これで、ミスコンに優勝できなかったらどうしよう…。
優勝しなかったら、あたしは恥曝しになってしまう…。


どうしよう、どうしよう………。


あたしの頭の中は不安でいっぱいだった。