灰被り姫の城

いよいよ、文化祭二日目……ミスコン当日になった。


あたしは、いつもよりやけに早く起きてしまった。

時刻は、午前五時過ぎだった。


「おはよう」


誰もいない部屋で一人、あたしはそう呟いた。


今日はいよいよ、ミスコンだ。


あたしなら大丈夫。

里香が作ってくれたドレスもあるし、最終審査まで残る自信もある。
もちろん、優勝する自信も。


「よしっ!頑張るぞ」