灰被り姫の城

「でも……そっか。確かに、今までに好きな人がいないんじゃあ、この審査内容は厳しいかも」

「だよねぇ……」


あたしと里香は、頭を悩ませた。

ちょうどそこへ、沙希ちゃんと加奈ちゃんがやってきた。


「どしたの~?二人して困った顔して」

「実は…」


あたしは、沙希ちゃんと加奈ちゃんに、ミスコンの最終審査の内容で困っていることについて説明した。


すると、沙希ちゃんと加奈ちゃんは笑った。


「な~んだ!そんなの大丈夫だって。

ほぼ毎日男子から告白されているレイちゃんからなら、どんな告白されてもみ~んなイチコロだって」

「そうそう!普通に『好きです』って上目遣いして言っとけば、レイちゃんなら余裕余裕」