灰被り姫の城

「ああ、そっちか。
簡単じゃん。

好きな人に告白するような感じで告白したらいいんでしょ?
恥ずかしいだろうけど、頑張って!」


いや、恥ずかしいとかの前に……。


「あたし、他人に告白なんてしたことないし…。
それどころか、他人を恋愛的な意味で好きになったことがないんだ」

「え?そうなの!?」

「うん」


里香が、目を丸くしてあたしを見た。


「レイって可愛いからさ、今まで何人も彼氏いたのかとばかり思っていたよ。

高校でもかなり告白されてるから、中学でもされていたんでしょ?」

「ううん、中学ではさっぱり」

「ええ!?」


里香は、さらに目を丸くさせた。


「そうだったんだ……なんか驚き」

「ええ~、そうかな?」