灰被り姫の城

せっかく、今まで努力して手に入れたこの場所を、来栖さんに奪われてしまうなんて、あたしには許せなかった。

あたしは、ファンに頼った。


そしたら……皆、狂ったように殺し合いを始めたの。

来栖さんも、あたしのファンに殺された。


あたしが皆を宥めたら、皆の怒りの矛先が、何故かあたしに向いてしまった」

「そして、この事態ってわけか」

「そう」


あたしは、頷いた。


「そもそも、ファン達が狂ったのは、アンタのせいでもあるんだよ、浅田君」

「どういうことだ?」