灰被り姫の城

里香は、

「でもやっぱり、レイ可愛いもんね~。これからまた告白されちゃったりして?」

と冗談っぽく笑いながら言った。


「そんなまさか~」

とあたしは笑った。


しかし、それから三日後の朝。

自分の机の中を覗いてみると、あるものが入っていた。


『新田レイさんへ』


と封筒に書かれた手紙だった。

字からして、おそらく男子だろう。


何だろう?と思い、あたしは手紙を開けた。


『新田レイさんへ

僕は、あなたのことが好きです。
あなたと付き合いたいです。

今日の放課後、化学室前に来てください』


手紙には、そう書かれていた。