灰被り姫の城

「いいえ、これは真っ赤な嘘。

これは、あたしが転びそうになっていたところを、助けてもらっただけなの。

だから、この男子生徒とは何の関係もないよ」


と、あたしは信者の女子に説明をした。


「そう、ですか……。よかったぁ」


信者の女子は、ほっと胸をなで下ろした。

全ての事情を知った信者の女子は、他の信者達にこのことを説明してくれた。

あたしも、他の信者にも事情を話した。


そのお陰で、なんとかあたしのことを信じてくれた信者もいたが、


「嘘だ!きっと、姫は小嶋さんのときのように、俺達を裏切ったんだ!」

「そうだ、きっとそうに違いない!」

「ファンの俺達のことなんて、どうでもよかったんだああ!!」


と、あたしのことをまったく信じてくれない信者もいた。

それでも“信”者かお前らは。