灰被り姫の城

あたしが里香に何も言えないまま、第二次審査は終わり、観客による投票が行われた。

舞台裏で、自信満々に仁王立ちで観客席を覗いている里香。

自分が第二次審査を通過することに、確信を得ているのだろう。


『お待たせいたしました!第二次審査の結果が出ました!

第二次審査通過は三名です!』


司会が言う。


『まずは一人目!エントリーナンバー一番、愛川心愛さん!

そして、もちろん第二次審査も何なく通過!エントリーナンバー八番、新田レイさん!』


あたしと愛川さんが第二次審査を通過した。

これは、まああたしも観客も、予想できたことだろう。

そして……。