灰被り姫の城

自分のファンの名前をいちいち覚えるような人はいないだろう。

会話だって、正直あたしもファンのどうでもいい言葉にいちいち言葉を返すのは面倒臭いと思っている。


しかし、熱烈なファンだったこいつらにとっては、かなりショックなことだったのだろう。

そして実際、こいつらはファンからヘイトと化している。



結局、何も解決しないまま昼休みは終わりを告げた。

教室へ戻る途中、あたしは笑いが止まらなかった。

「くっ、はははははは、ははははははは!!」

ざまあみろ。

ミスコン失格したくせに、あたしより目立つ真似をするからだ。

「ははははは、ははははははははは!!」