こうして、夏宮と友達になった後、夏宮は「やっべ」と時間をみて呟くと

「明日!図書室で待ってるからな!委員長!」

そう言って嵐のように去っていった。

明日待ってる‥‥か。学校‥‥行かなきゃ

私はごそごそとカバンの中に委員会の仕事と先生から届く手紙をみて明日の用意をした。

次の日

「‥‥舞白一緒に行こ。」

そういった声が聞こえた。
幼馴染みの声。

《うん。行く!》

あの、1番学校に遅れがちで
面倒ごとには絶対に突っ込まなくて
いつも眠たそうなのに


こうやっていつも来てくれるんだから。

《羽黒本当は優しいんです。》

そう心の中の紙に書いた。