「‥‥待たせて悪いな。なにか奢るよ。」

羽黒は、外見に比べて常識ある奴で、優しい。

「じゃあ今度ハンバーガー奢って!」

「うぃー。」

そう言って羽黒の駅で降りて家へ向かう。ちなみに羽黒の家は学校から電車で2駅。俺はそこからさらに3駅向こう。

「あれ?お前の家こっちだよな?」

羽黒が入りかけていたのは羽黒の家の向かい側の家。結構周りの家よりでかくておしゃれな木の家だった。

「うん。じゃ、またな夏宮。」

そう言ってその家のインターホンを押すと帰っていく羽黒

「え!?ちょ、羽黒!?」

ガチャ‥‥

「はーい!どちら様‥‥?」

真面目に知らない小さな男の子出てきた。やべぇぞ‥‥ってか、羽黒なにがしたいんだよっ!