って‥‥まてまて!俺、海原ん家知らねーじゃねぇか!!うぉぉぉぉぉ

「何頭抱えてんの?」

後ろからやる気のない声がした。こんな声はあいつしかいない。

「羽黒!?え、あ、いやぁ」

「ましろのこと?」

「は?えっ?」

意味不明。ってかましろって誰!?俺は海原なんだけど‥‥

「はぁ‥‥めんど。気になってる女子の下の名前くらい覚えろよ。海原舞白。ましろ!」

「あ、そういえばそうだった‥‥」

「夏宮放課後俺の家までついてきて。」

「なんで!?」

そう聞くと羽黒が「ついてくればわかるよ。」と言って教室に入っていった。

まぁ‥‥さらっと流したけど


「あっ!羽黒ー!お前遅刻だぞー!!」

陽向が大きな声でそう言う。


羽黒。遅刻だよな。

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その後

「羽黒。お前放課後生徒指導室な。」

「えー。いかなきゃダ

「ダメだ。」

はーい。」

生徒指導室に呼び出され30分くらいの説教をされたのだった。