いつまでたってもビリビリッと音もせず、悲鳴も聞こえず、握りしめた手はつながったまま。

「やった!お外に出られたよ!」

「ほんとだっ!すごいよ!」

「これでマールと一緒に冒険できるね!」

「あぁ!これからは俺の話だけじゃなくて直接触れるんだよ!」

「うん!」



こうして2人はこの時をきっかけに世界の旅へと出かけ幸せな時を過ごしました。



おしまい