「てかさ~君たちいい加減動かない?」


今まで黙っていた海堂君が声をかけて来た


「ご、こめんね海堂君」


「ん~姫が謝る事じゃないから」


姫?誰それ?


「海堂君」


「ん?何~?」


「姫って誰?」


海堂君は一瞬ポカンとした表情をしたが