私がちょうどクレープを食べ終えるとガラガラと扉が開いた


開いた扉に立っていたのは


太田和真と柊弘だった


「あれ?誰もいない教室じゃねぇじゃん」


首をガッツリホールドされているのは上履きの色からして一年生


柊弘は一年生を放して教室に入ってきた


「可愛子ちゃんとリュウはこんな所で何してんの?
もしかして友達とか言ってたけど出来上がっちゃった?」


太田和真が柊弘を押しのけて私達の方に近寄ってくる