冷静な方の先輩はクレープを2つ作って渡してくれた


双葉と呼ばれた先輩は私をジロジロと見てくる


やっぱり私なんかじゃ水野君に釣り合わないのかな…


「姫ちゃん」


「はい!?」


双葉先輩にニックネームを呼ばれて声が裏変えった


「あはは、声可愛い~♪少しお化粧しない?すっぴんでしょ?」


「顔に塗ったりするのは苦手なのでお気持ちだけ受け取ります」


私はそう言って頭を下げた