学校に着いて、入学式を終えたら、席次が配られた。

席次は5番だった。

クラスは3組で、はると一緒。

はると一緒とか嬉しい!

はるは頭よくて、次席。

こんど勉強教えてもらおっ♪

あ、あい、何組かな~?

同じクラスになれたらいいな~!

はると2人であいのとこいったら、あい、ビリって!

ありえない!

どうせ手抜いたんだと思うけど、ビリはないよ~!

バカにもほどがあるでしょ!?

でも、それより…

2組って…

湖南遼と一緒じゃん…

しかも、ビリってことは隣…

恨まれるの確定じゃん…

まぁ、あいのことホントにわかってくれる人がいるからね。

あいは性格いいから。

そこは心配してないの。

でもでもでもでも!!

女子のイジメって怖いじゃん!


「安心して。イジメられてたら助けるよ。兄としてね。」

「はる~!ホントに?大丈夫?」

「大丈夫。アイツはメンタル強いしね。」

「そっか…そうだよね!」


はるが励ましてくれた。

思わず抱きつきそうになったけど、はるはモテるから。

妬まれないようにやめとく。

家帰ってから抱きつこ~っと!


それより、はるがちょっとイラついてたのは気のせいかな……?