そんなある日。

図書館に行くために、

愛叶を置いて、いつもより早く学校に着いた俺は、

衝撃的なものをみた。


愛夢が、海姫の靴箱から、靴を盗っていたんだ。

そして、画鋲をジャラジャラと入れた。

靴を靴箱に戻す。

なにか手紙を靴箱に乱暴に入れる。

そして、周りをキョロキョロと確認した。


俺は、咄嗟に隠れた。

愛夢は、俺に気づかなかった。

そして、呟いた。


「なんで今日はアイツら来れないのよ。

私がやってることバレたらどうすんの。

ってか、はやくコイツ、死ねばいいのに。

邪魔なんだから。」


と。