「あら、偶然。うちの親、YANAMIのデザインをしてるの。」

「ほら、わかったでしょ。もう2度と瑶くんに近づかないで。」


勝ったような顔してるけどさ~、

馬鹿なのかな。

いや、馬鹿なんだろうな。

今まではそうやって皆のこと脅してたんだろうけどさ、

私はそうはいかないよ?w


「うちの親、YANAMIにお願いされて、デザインしてるの。」

「え?」

「世界的デザイナーだからね。デザインやめたら、YANAMIなんて潰れるんじゃないかな。」

「そんなハッタリ…」

「嘘じゃないよ。親に聞いてごらん。お母さんのデザインは人気あるからなぁ~。」

「うそよ。うそにきまってる。」


まだ現実を受け止められないようだけど、

ほんとだから。

今後もはると仲良くしま~す。