翼side

♪♪〜♪♪

「ん」

「えっ」

なんで、寺田が俺のベットで寝てんの?!しかも抱きついて、

ま、まさか俺、体から血の気が引くのを感じる

「寺田、寺田!起きろ!」


「まだもうちょっと...」


「結羽!起きろ!」

「はひっ!」

寺田は寝ぼけたまま起き上がった

俺を見た瞬間驚いて目が覚めたようだ。


「どど、どどうして!!高橋くんが目の前に?!」


♪♪〜♪♪

「あ、私の」

そう言って携帯の電源をつけて画面を見てる寺田。

どんどん顔色が悪くなっていく。

「どうしよう。一回も家に帰らないで高橋くんのいえにお泊まりしたけん

お母さんと、お父さんからのお怒りメールと電話が...」

そう言って携帯を見せてくる寺田画面には

5分置きにきている電話とメール。

非常に不味いな...

翼end「両親に俺が会って説明する。」


「え、でもそんなことしたら高橋くんお父さんに!」


「殴られてもしょうがない。今からいくから準備して」


「う、うん。」