「てか、結羽さ、こっち着て2年経つのに方言治んないよね」

「何かさ、あっちの思い出を忘れたくないんよ、いや!もちろんこっちが嫌いなわけやないよ?!むしろ好き。でもさ、忘れられるのって悲しいやん?それに忘れたくないけん。」


「そっか!結羽は優しいね」


「そうかね?まぁいいや!はよご飯食べよ!」


「そうだね!」


その後咲ちゃんと学食に行ってご飯食べて、いろんな話して

教室に帰った。


「高橋くん、ただ〜いま!」


「何読んどるん?」


「寺田は馬鹿だからわかんないよ」


「はっ、バカって知っとったん?!」


「しゃべり方的にバカ」


「ようしっとるやーん!うれしいわー!」



「楽しそうに話してるとこ悪いんだけど」