「ちょっと真似せんでよ!」


「別に真似なんてしてないよ〜」


「マジムカつくわ!」


「結羽ちゃんイジメがいがあるね〜、好きになっちゃいそう♡」

「「は?」」

次は高橋くんとはもる。


「意味わからんわ!それに「お前に結羽は、やんない」


そう言って高橋くんは私を後ろから優しく抱きしめる


ふわっと、高橋くんの爽やかでいい匂いが私の鼻をくすぐる

みんなも後ろを向いて私たちの会話を興味津々に聞いている。


「たしかに寺田は可愛いけど、高橋から奪うのは無理だろ」


「結羽二人から取り合いされるなんて羨ましぃ〜!」


「てか、山田手ー引いたほうがよくね〜?だってその2人むっちゃ愛し合ってるし、寺田も頑張って高橋にアタックしてかなった恋なんだぜ?」


いいことゆーね!てか周りから見たら

私と高橋くん愛し合ってるように見えるんだー!ムフフ


「なら、なおさら手、引けないな。だって俺本気だもん、

俺も本気でアタックして結羽ちゃんにこっち振り向いてもらう。」


ちょいちょい!さっきの話聞いとった?!なんでそうゆう考えになるん!


山田くんのその一言で教室中がざわめき出す。


「山田、高橋に喧嘩降ってるようなもんじゃん」

「なんかやばくない?」

「結羽は高橋くん一途だし、大丈夫でしょ!」

「山田ってこんな奴だったっけ?」

「わかんね」