教室についてからは私から高橋くんに一方的に話しかける

「ねぇ高橋くん、今日ね、占いで牡牛座が一位やったんよー!
私ね牡牛座なん!いい事あるかなー!あったらいいなー♡」


「...うるさい」


「そんな冷たくあしらわんでもいいやん、
でもそんな高橋くんもスキー!」


「...はぁ、」


う、盛大にため息、胸にナイフが刺さった感じ、い、いつもの事や

ダイジョブや!元気出せ自分!


「結羽〜!お昼たーべよ!」


「あ、咲ちゃん!うん!いこいこー!じゃぁまたね!高橋くん!」

「...」

むし!まあ、これもいつもの事やけど、、いつか私のこと大好きだって言わせてみせるんやけん!

「結羽も粘るね〜、あんな血も涙も通ってない様なやつに4ヵ月もあタックしてるのにあの冷たいまんま、普通だったら、泣いて諦めるのに」

「私に諦めるの一言はない!だってほんとに好きなんやもん!」

「ハイハイ、あんたか高橋のこと好きなの体からにじみ出てるから」

「嘘?!にじみ出とる?!でも制服よごれとらんよ?」

「はぁー、バカ」

「褒め言葉として受け取っとくわ!」