何分かの間高橋くんの言葉が私の頭を駆け巡る。


「俺のに手出さないでくれる?」

「俺のに手出さないでくれる?」

「俺のに手出さないでくれる?」


「...田...ら田、寺田!」


はっ!

「ご、ごめん高橋くん、さ!デートしよー!」

「...」

「どうしたん?」

「さっきの...告白、嬉しかった?」

顔が少し怖い、どうして?


「いや、嬉しくないってゆったら嘘になるんやけどでも、一番嬉しいのは高橋くんからの愛の告白やな〜!何ちって笑」

「...」

ち、沈黙

「ごめん!冗談やけん、間に受けんで!」

「もし俺が...いや、何でもない」

「え!そんな中途半端に言われたら気になるやん!」

「うるさい、デート、するんでしょ?」

「する!あのねー、この近くにねおすすめのあいすやさんがあってねー!」

「アイスって今冬じゃん」

「アイスはどの季節でも美味しいんよ!」

「はいはい、アイス食べたいの?」

「んー、でもなードーナッツもいいな!ケーキも!あ、あとパンケーキ!」

「全部甘いな...」

「高橋くんは甘いもの嫌い?」

「嫌いってゆうか、にがて」

「そっか、じゃぁ、カフェに行こう!」